6月 25, 2020 投稿者: admin オフ

固定回線が無いときはモバイル利用

固定IPは住所のようなものです

その際に、割り振られるのがIPアドレスです。
IPアドレスとは、プロバイダという駅の、住所のようなものです。
自分の家の住所は、世界に一つしかないのと同じですので、プロバイダ契約をしたときに、割り振られるIPアドレスも、もちろん世界に一つです、これが「固定IP」です。
光回線を契約して、自宅へ回線を引き込んで、モデムを設置するということは、IPアドレスを取得することと同義となります。
モデムへルーターを、接続すれば、複数の端末でインターネット利用が可能ですが、それらの端末はすべて一つのルーターにアクセスするため、同じIPアドレスです。
つまりこれは同居している、家族がみんな住所が同じという理屈です。
自宅のインターネット回線が、固定IPならば、自宅のパソコンを遠隔で操作できたり、WEBカメラを、自宅に設置して、遠い場所から観ることができたりします。
更に、固定IPであれば、自宅でサーバーを構築して、レンタルサーバーを使わないで、WEBサイトの公開が可能になります。
また逆に、変動IPだと、これらの固定IPならではの機能が使えません。
・固定IPは重要。
普段、インターネットを何気なく利用している分には、IPアドレスの存在はあまり重要ではないのですが、インターネットが犯罪などに使われたときには、警察はIPアドレスを辿って犯人を特定できます。
このようにIPアドレスは、ある程度のインターネット上の、秩序を守るために必要な存在であります。
プロバイダ事業を簡単に解説するなると、インターネットを利用する、顧客のIPアドレスの管理と提供ということですね。
・変動IPとは。
インターネットを、利用する際に、IPアドレスは必須の存在です。
固定IPに対し、固定ではなく、空いているIPアドレスが順次、割り当てられていく仕組みで、IPアドレスを保持することを「変動IP」とか、または「動的IP」と呼びます。
変動IP方式で、インターネットを契約すると、変動IPを利用している者同士で、空いているIPアドレスを使って、使わないとき(PCの電源を切ったときなど)にはIPアドレスを失い別の人がそれを使うという形でIPアドレスを共有します。
このために、変動IPでインターネット利用をすると、インターネットにへクセスするたびに、IPアドレスが変わります。
・IPアドレスはプロバイダーによって変わる。
利用する、インターネットのIPアドレスが、固定IPか、変動IPかは、契約するプロバイダによって違います。
変動IPのほうが、維持コストを安くおさえることができるので、変動IPを採用しているプロバイダ業者は、利用料金も安くなる傾向にあります。
しかし、固定IPでしかできない利用方法もあるために、自分の目的に合わせて、固定IPと、変動IPのどちらが望ましいかを、判断してプロバイダ業者を選ぶことが大切です。

モバイルでも利用できる固定IP

モバイルルーターで利用の場合のIPアドレスは。
光回線は、自宅に回線を引き入れて、自宅にインターネット接続のための、モデムを設置することです。
それに対して、モバイル通信は、モバイルルーターを利用して、無線でインターネットにアクセスする仕組みです。
モバイルルーターはワイヤレスで、かつ小型のために、持ち運びが容易で、野外でのインターネット通信も簡単にできます。
このため、現在住んでいる住所から引っ越しをしても、契約を変えずに、モバイルルーターを使うことができます。
このように引っ越しても使えるのが、モバイル通信の大きなメリットです。
・SIMカードが個人識別の役割を果たす。
モバイル通信を、契約すると、SIMカードが発行されて、そのSIMカードを、モバイルルーターにセットして使います。
つまり、SIMカードが個人識別の役割を果たします。
モバイルルーターを使って、インターネット接続をする際も当然、IPアドレスが割り振られます。
固定IPか、変動IPかは、光回線利用と同じで契約するプロバイダ次第です。
現在は世界規模で、IPアドレスが枯渇状態のため、その理由から固定IPは、維持コストが高くなる傾向にあります。
そのために、固定IPにこだわる人がオプションサービスで固定IPを取得して、通常プランは変動IP、というスタンスが主流になりつつあります。
・基本は変動IP。
モバイル通信を提供する事業社のほとんどは、基本的に変動IPです。
そしてプロバイダによっては、有料オプションで固定IPを取得できるというケースが多くなっています。
インターネットのライトユーザーが、主な利用者という状況のモバイル通信では、光回線と比べてもその傾向が顕著になっています。

モバイル固定IPとは

モバイルルーターは、家庭に設置する無線LANルーターのように、限られた場所で使用するというわけではなくて、どこにでも持ち運ぶことができて、かつ好きな場所から、インターネットへ接続することができるルーターです。
こうした、モバイルルーターも、当然IPアドレスによって、管理認識されているわけですけれども、プロバイダによって、モバイルルーターに対し固定IPが発行されるのか、それとも変動IPを割り振るのか、という点は異なっていて、そこはプロバイダ次第です。
変動IPの方が、固定IPよりも、管理費がかからないために、各プロバイダでは、少しでもリーズナブルにサービスを提供するという目的で、一般的には、モバイルルーターに対しては、変動IPを割り振っています。
しかし、プロバイダによっては、別料金がかかるものの、固定IPを取得できるプロバイダもあります。
固定IPを提供できるプロバイダにて、固定IPアドレスを取得することが可能です。

モバイル固定IPの仕組み

固定のインターネット回線の場合には、ルーターがグローバルIPを認識するという仕組みになりますけれど、モバイル固定IPの場合には、固定されているルーターがあるわけではなく、インターネット回線と契約して、IPアドレスを、割り振ってもらえるわけはありません。
モバイルのデバイスを利用する場合には、スマホ、タブレット、モバイルルーターの中に挿入されている、SIMカードが、この認識番号の役割りを果たします。
SIMカードには、それぞれ認識番号(シリアル番号)が振られていて、これをプロバイダーが管理しています。
SIMカードには、既にネット接続のための、ルーター的な、機能が搭載されているため、インターネットに接続する際には、グローバルIPアドレスを、割り振ってもらうことができるのです。
モバイルの固定IPでは、このグローバルIPを、固定IPで割り振ってもらうというサービスとなります。
仕組みそのものは家庭に設置する無線LANルーターとなんら変わることはありません。

インターネットを、高速モバイル通信(モバイルルーター)で行う場合も、光回線で行う場合も、覚えておきたいのが「IPアドレス」の概念です。
IPアドレスには、主に「固定IP」と、「変動IP」があって、それぞれに特徴があります。
変動IPは、同じ端末からのアクセスかどうかを、特定が多少はされにくくなるというメリットがあります。
・固定IPと変動IPアドレスについて。
そもそも固定IPとは、何でしょうか?
一般的には、自宅でインターネットを使えるようにするには、固定回線契約に加えて、「プロバイダ契約」が必要です。
わかりやすく例えますと、固定回線契約とは、自宅まで線路が通るようにすること、そしてプロバイダ契約とは、自宅に駅を設置することです。
駅が無ければ電車は、自宅を素通りしてしまって、インターネットへアクセスできません。
インターネットへアクセスするには、駅(プロバイダ)を作って、駅から情報を出入りさせるイメージとなります。
プロバイダ契約は、自宅に駅を設置するようなものですので、その駅は当然、世界に一つしかない駅であり、他人の駅と混同されることはありません。